2011/05/02

改造

という訳で、アメブロに引越ししてきました。




と言っても、以前のブログの記事は全てこっちにも移行してるので、
あまり変わった感ないですね。




これから、徐々に色んな所に手を加えていきたいと思います~!














先日、新兵器を導入しました。



ROLANDのGR-55です。



このシリーズと言えば、ベースではVB-99とかが有名ですよね。



VB-99も以前からかなり興味があったんですが、
楽器屋さんで試奏した時、
演奏に対するレスポンスが今ひとつなわりに、
10万円超えの値段なんで、導入は見送ってました。



しかし、今回のGR-55、楽器屋さんで試奏して、
コレは中々いいんじゃないかと思ったので、購入してみました。








このシリーズの一番の特徴なのが、
専用のピックアップを楽器に取り付けて、
専用ケーブルでエフェクターに繋いで演奏する事です。



今回、ベース用のGK-3Bも購入して、自分でベースに取り付けたんですが、
思ってた以上にDIYな作業だったんで、記録として残しておこうと思います。














まず開封してパーツが全部入っているかチェック、
思ったより色々入ってますね。

$MIYA(ミヤ)のGROOVYな日々




今回は、XoticのXJ-1に取り付けてみます、
説明書によると、両面テープによる取り付け(簡単)と、
ネジによる取り付け(多少難しい)、
どちらかを選ぶようになってるんですが、
今回は、高さの調整が後から出来るので、
ネジでの取り付けにチャレンジします。

$MIYA(ミヤ)のGROOVYな日々




まずは、各弦の弦間距離を測り
ピックアップの横の白い部分をその距離のポジションに合わせ、
その位置でネジで固定します。

$MIYA(ミヤ)のGROOVYな日々

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このピックアップは、各弦ごとに音を拾うので、
ピックアップと弦の位置関係がかなり重要になってきます、
なのでこの作業、意外とかなり重要です。




そして、ブリッジとの距離を最大で50mm以下にして、
ピックアップ真ん中の目印が、弦間の中心にくるように
位置を正確に決めて、

$MIYA(ミヤ)のGROOVYな日々





きりで目印を付け、

$MIYA(ミヤ)のGROOVYな日々




ネジ用の下穴を開けます。

$MIYA(ミヤ)のGROOVYな日々




そして、ボディとピックアップの間にバネを挟み、

$MIYA(ミヤ)のGROOVYな日々




ネジで締めていきます。

$MIYA(ミヤ)のGROOVYな日々




と、ここでトラブル発生。




ネジが長すぎて、ボディを貫通して裏側のコントロールボックスの中に収納されている、
電池部分に直撃。

$MIYA(ミヤ)のGROOVYな日々




家にあった短めのネジと交換して、解決しました。




後、バネも付属してたやつをすべて使うと長くて
ピックアップが沈みきらなかったので、
半分くらいカットして取り付け完了。

$MIYA(ミヤ)のGROOVYな日々

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そして弦を張って、

$MIYA(ミヤ)のGROOVYな日々




付属の金属性のスペーサーを使って、
弦とピックアップの間隔が1.5mmになるように高さを調整します。


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最終的に、ボディとピックアップの間は、
4弦側で6mm、1弦側で2mm程の高さになりました。




ここまでは微調整の繰り返しで、かなり時間がかかりました。




後は本体?部分を、ベースに取り付けるだけです。

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検討の結果、ブリッジ下側だとEQ部分ツマミが邪魔で取り付けできない、
ブリッジ上だと、ハードケースに入れたときに、厚さがかさばって閉まらない、
という訳で、説明書には載ってない場所でしたが、
ブリッジの上側につける事にしました。

$MIYA(ミヤ)のGROOVYな日々

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縦方向と横方向、両方から六角ナットで締めていきます。

$MIYA(ミヤ)のGROOVYな日々

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で、完成です。

$MIYA(ミヤ)のGROOVYな日々















取り付け前は、もっとダサくなるかな?と思ってましたが、
Xotic君のカラーがブラックだった事もあり、
意外となじんでますね。




後は、GK-55側のセッティング(ベースのスケールを選択したり、
各弦の音量・感度・ブリッジからの距離等、これもかなり細かい)をすると、
無事完了です。




こんな事を言うと、ローランドさんに怒られるかもですが、
ベースを弾くためのツールとして利用する場合は、
内部音源を利用せず、MIDI出力してソフトシンセやハード音源を鳴らす、
という利用法が、一番イケてるような気がします。



実は、コレをしたくて買ったようなものなので、
内部音源はこれからもほぼ使わないような気がします…。




この手法だと、以前レビューをしたSONUUSのB2Mより、
格段に使えますね。




早くこいつを実践投入出来るように、
色々試して思考錯誤したいと思います~!!