2009/02/07

水がめ

という事で、行って来ました、ダム。



本日の内容は、ダム好きな方以外はかなり?な内容です、
ご了承下さいm(__)m






検討した結果、選んだのがココ



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小河内ダムです。



東京都の水道水の96%は、利根川水系と多摩川水系で
賄われているらしいのですが、
この小河内ダム、その内の9分の1を占めているらしいです。



上水道用のダムとしては、貯水量日本一との事ですが、
それでも東京で使われる40日分の水しか貯めれないらしいです。



しかしながら、東京ドーム4000杯分の水を貯めれる、と説明にあったので、
東京の水の消費量のデカさを実感しました。






まずは最寄の奥多摩駅に到着、


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青梅駅から見事なまでの単線、線路も渓谷沿いをウネウネ、トンネルも続出、
というシチュエーションの中、車両がJRのE233系でした。



山間の超ローカル路線に最新型の車両、かなりのアンバランス具合が面白かったです。


ここからバスに乗ります。


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バスが一時間一本、なのに乗客3人、というのどかさ、
やっぱりダム巡りはこうじゃないと、と思ったひと時でした。






そして、バスに揺られること30分、到着です。


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提高149m、提長353m、かなりデカイっす、
形式的には、とてもオーソドックスな重力式コンクリートダムですね。



ただ、多くの重力式コンクリートダムには天端に非常用洪水吐きがついていて、
そのゲートの種類によって、それぞれの個性が強調される訳ですが、
このダムは違いました。

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提体と洪水吐きが別についてるんですね、
写真奥に見えるのが提体です。


このポイントは、関西で一番僕が好きな池原ダムと同じ、という事で
とてもそのコンセプトに共感がもてました。

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ゲート自体は、何の変哲もないローラーゲートでしたが、
こういう飾りっ気のない所が、いかにも東京水道局の業務用感が出てていいですね。



平成4年に選択取水施設が出来たとの事なので、
洪水吐きの使われてない感は、
逆に選択取水施設をフルに使って運用してる証拠でもあるので
とっても頼もしく感じました。





で、ココを見学。

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入場は無料でした、水道局さんありがとう。



展示内容は、小学生が社会見学で来たらオモロイやろな~的な感じなんですが、
ココだけは違いました。

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��Dのメガネをかけて、奥多摩の自然を飛び出す映像と5.1chサラウンドで体感する、
というコーナーです。




こんなところに金かけるんやったら、水道代安くしてくれたらいいのに、
と思ってしまうほど、迫力がハンパなかったっす。



写真の通り、僕以外の見学者がゼロだったので、貸切で堪能しました。






そして帰り際、こんなのを見つけました。

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ダム建設時に、麓の駅からダム工事専用線路が作られた時の遺構です。



線路も結構続いてたし、トンネルもちゃんとしてましたが、
僕ビビリなので、トンネルの中には入れず仕舞いでした。






最後に奥多摩湖を存分に眺めて、帰ってきました。

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普段、ダム巡りする時は、一日で5個くらい巡るのですが、
今日みたいに、一つのダムを徹底的に巡るのもいいもんだなぁ、
という事を発見しました。



そして、このダムを作るにあたって移転を余儀なくされた945世帯の方々と、
工事で殉職された87名のお陰で、
こうやって今日、僕がダムを巡れている事、
そして、何気なく蛇口をひねったら水が出てくるという事、
それがどれだけ幸せな事か、という事に改めて気づいた一日でした。



という訳で、明日のライブも音楽を出来る事の幸せをかみ締めて、
演奏したいと思います~☆